NPR up first 01/15 〜トランプ大統領弾劾、新たな展開〜
トランプ大統領弾劾、第二の証拠はインディアナのリッツ・カールトンホテルに備え付けられた文具だった。そこに書かれた手書きの文章は民主党候補のジョー・バイデンが連邦捜査の対象になる事を示唆している。
トランプ大統領の私設弁護士ルディ・ジュリアーニはウクライナを活用して2020年大統領選挙を優位に展開する事。より詳細なロードマップが新しい証拠文書を読む事で確認出来る。
これらの文書は民主党代表幹事であるナンシー・ペロシによって持ち込まれ、民主党議員はトランプ大統領弾劾手続きを強力に推進する所存だ。
しかしながら昨日、少数野党のリーダーは
「今まで目撃者の居ない事案で、大統領が弾劾にかけられたケースは存在しない。」
と証拠能力に疑問。
また、第二の証拠はウクライナ大統領に民主党候補の捜査をルディ・ジュリアーニが依頼した事を一定程度裏付けるものではあったが、それ自体は既知の事実であり真新しさにはやはり欠ける。しかしながら今まで語られてきたストーリーをより詳細に突っ込んだ内容になっていて、事案全体を理解するのに補助する役割としては大きな意義がある。
民主党が成し遂げたい事は共和党にとって意義が無いこと。目撃証言が無い現在の状況で共和党議員は
「いつ審議を開始するのか」
という極めて事務的な事の策定に腐心している。ジョン・ボルトンがその証言を買って出るなど、とにかく取りまとめるのに多少の時間がかかるだろう。
「誰がトランプを倒すのに相応しいか?」
民主党主要候補によるディベートは先日、アイオワ州にて、一定の項目に即して行われた。
今回は各候補の本格的な外交戦略が議論された初めての回である。
しかしながらサンダース候補の女性蔑視とも取れる発言も遺憾ながらこの大事な討論の争点になった。女性大統領の実現は極めて困難であるという主旨の発言。異端とニューリベラルを武器に他とは一線を画すサンダースのミスに他候補はここぞとばかりに追及した。初期段階の討論で女性候補が注目を浴びなかった例が存在しない事を挙げ、環境は徐々に改善されていると反論。
また、注目の対イラン政策も一つの大きな論点だ。イラン政策の議論にはイラク政策も関連する。20年以上続くイラク駐留の歴史の中で、誰が米軍の最高司令官として相応しいのか。
民主党は先の内閣暴走とも取れるソレイマニ氏殺害のプロセスを牽制。
1年半に渡る貿易戦争が帰結の第一段階。中国は20兆円の米国製品購入義務といくつかの貿易にかかる方針の修正、これと引き換えに米国における中国製品の関税を半分に落とす。
トランプ政権に於ける大きな成果の一つとなる事は間違い無いだろう。