NPR up first 01/03 〜イラン要人、米国ドローン攻撃により暗殺〜
イラン要人カセム・ソレイマニ将軍(62)米国ドローン攻撃により死亡。米国国防長官のコメントによると本件は米国同胞を守る為のアクション、また事前の警告も行なったが危険性回避の傾向が見られずドローン攻撃のアクションに踏み切ったとの事。
本件は米国への報復を含め、中東諸国での米国外交政策に大きな影響を及ぼすと予想している。
金曜日の早朝、車に乗っていたカセム将軍をドローン攻撃で暗殺。当事者は空港で他の要人と重要な面会を行なった後だったとのこと。中東に於いて極めて影響力が有り且つ実績を持つ人物。人生の全てを軍隊での仕事に捧げたと言っても過言ではなく、支持者も多い事から本件によるイラン国民の米国に対する感情悪化は必至と目される。ただ同時に多くの米国兵が彼の作戦および判断によって殺害されている事から、米国目線による本件の認識は「当然のことをしたまで」。
イラン国民にとってカセム将軍を失った事は大きな感情を呼ぶ。何故なら彼はイランにとって必要不可欠な人間と考えられており、シリアでの代理戦争に10年もの間参画し極めて厳しい状況下にあったイランにバランスをもたらしたのが当事者と評価されている。その彼が公の場で暗殺されたとなると、これは完全に米国が開戦を宣言したと解釈しても行き過ぎでは無いと現地コメンテーター。
トランプ大統領のコメントは添付先のツイートを参照。
米国議員の反応、共和党議員は本件を支持。民主党議員は理解を示すものの、本件の判断に至った経緯を情報公開すべきだという主張を展開。
-----関連ツイート-----
↑#イラン
— abyss (@umi51771815) January 3, 2020
今回の発端https://t.co/NnCTzXVgTthttps://t.co/5n3QNGthIL
ヒズボラ、対米報復を警告
レバノン、イエメンでも
2020/1/3https://t.co/faTQmLpgIK
3日 ヒズボラ指導者ナスララ師
世界で最も邪悪な殺人者への報復は義務であり責任だ
イエメン「フーシ派」
素早い直接の反応が解決策だ
A statement from President @realDonaldTrump: pic.twitter.com/Jfy4GCLdif
— The White House (@WhiteHouse) January 3, 2020