NPR up first 01/04/2020 開戦の可能性は極めて低いイラン情勢とオーストラリア大規模火災
トランプ大統領のスピーチ
「彼は米国同胞を危機に陥れる大きな計画を持っていた、だから決断を下したんだ。」
大統領は開戦を望まず。バグダッドでは大規模なソレイマニ氏の葬儀が執り行われる。
在バグダット米国大使館の安全に関して、先週の暴動発生により現在対テロ特殊部隊による警備が行われており、その点に関してアップグレードされたと評価出来る。かつては現地人が立ち入り可能だった地域(米国大使館周辺)も現在は閉鎖されている。イラク政府はイラン国民を含めた反米感情を米国大使館に感じさせない配慮を施しつつ、米国の軍隊を如何に国外へ退去させるかの議論をしたい思惑がある。
イランは今後直接的な攻撃をせず、スパイ行為やサイバーアタック、ホルムズ海峡でのオイルタンカーへの攻撃等が挙げられる。これらの間接攻撃はより激しさを増すだろう。
昨日のバグダッドはソレイマニ氏を偲ぶ人で溢れているものの同時にここ1ヶ月は政府の腐敗や公共サービスの劣化を理由にイラン政府を批判する集団も同時に存在する。更に言えばソレイマニ氏の暴力的な方針に反対する勢力も居る。これらの混乱の最中ではシリアに於ける無制御状態には拍車がかかり、米国同胞を標的にした挑発行為は激しさを増す事だろう。
マイアミでの選挙キャンペーンではトランプ大統領がソレイマニ氏暗殺について触れるものの短い時間での言及に留まっている。大統領はすぐに中絶やその他の社会問題に言及を始めた。
オーストラリアの大火で11名が現在までに死亡。数ヶ月に及ぶ大火により気温は上昇し、数十万人もの南東部に住む人々は避難生活を強いられ、数千人のボランティア消防隊が休む間も無く働き、ほぼ全数の軍隊が災害救助活動に従事している状況は正にスクランブル状態。
大火の要因となる気温の上昇と乾燥は気候変動によってもたらされている。これをどう食い止めるか議論をしなければならないが政治が機能せず、なかなか前に進まない状況。
-----関連ツイート-----
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— abyss (@umi51771815) January 5, 2020
米軍が殺害、ソレイマニは大量殺人テロの親玉だった
「米国vsイラン」危機の深層
2020.1.6
黒井文太郎https://t.co/ug9nLTBKK7
イラク国内での #イラン 側の工作をソレイマニ司令官が取り仕切りイランがイラク政府を事実上、牛耳るhttps://t.co/RXR3zCfjvk
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