Days from US

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NPR up first〜大統領による報復人事、民主党大会

弾劾裁判後、大統領は2名のスタッフをホワイトハウスから解雇。裁判に於いて「ウクライナ政府への圧力が大統領によって行われた」との証言を行った2名の安全保障アドバイザーは解雇相当と判断。トランプ大統領はこの判断に関して「特段面白い話では無い。」とコメント。大統領側近によるとこれらの証言、発言に対してトランプ氏が強い不快感を示していた事から、解雇判断は特段驚くべき内容では無いのと、この解雇判断を歓迎していたとのこと。ナンシー・ペロシ、チャック・シューマ両議員は「この解雇判断は恥ずべきことだ」とコメント。ウクライナ疑惑に関わったスタッフはまだ残っており、これらの人員の去就にも注目が集まる。

 

 

大統領候補を占う民主党公開討論は昨日、ニューハンプシャー州にて行われた。アイオワでリードするサンダース、ブティジャッジの両候補。追うバイデン。バイデンはアイオワでの失敗を挽回すべく、大きな重圧を感じているように見える。彼のやるべき事は全てのトピックに対して適切に回答する事だったが、それを重視するあまり彼の発言は新鮮さや驚きを全く感じなかった。アイオワでリードを奪った両候補に対して社会主義者だと、冒頭から強い非難の姿勢を示すものの、それはむしろトランプ大統領お家芸とも言え、自分を際立たせる為の作戦としてはあまり得策とは言えなかった。

ブティジャッジはアイオワでリードしたが、依然民主党員はその経験に関して疑問を呈している。麻薬、アフガニスタン派兵、外交政策での経験不足は解決すべき課題。

「有事判断は状況による。」

という、ポリコレを代表したような回答は少しマイナスに働いとようにも見受けられる。サンダースは銃規制の投票行動で批判を受ける。

いずれにせよ、バイデンが巻き返せば次は彼がもっとも得意とする地域であるサウスカロライナ州での大会になり、これらの事から依然状況判断は困難を極める。