Days from US

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NPR up first 01/06 〜ソレイマニ氏殺害の影響〜オーストラリア山火事関連

①イランは復讐を誓い、核合意の破棄を主張する。米国は各方面からの批判に晒されているが、ソレイマニ氏暗殺の正当性を主張。

「我々が下した結論に伴うリスクより、何もしないリスクが上回ると考える。」

40年以上の対立が続く米国とイランだが対話が断たれることは極めて少ないのが特徴。イランは強い復讐を宣言し、トランプ大統領はイラン国内で危険に晒される米国民に安全を与え、イランを内部から破壊する事に言及。我々(NPR)は様々な側面から本件の影響を観察した。

 

まずはイラン国内の市街では何が起こっているのか。

道路はとにかくたくさんの人で溢れ、ソレイマニ氏を偲び米国に復讐を誓う集会は深夜でも終わらず。それらの人混みには一切の西側の人間は居ない。全てはイラン国民の老若男女。

イランは核合意に関して言及。大統領筋は核施設に関する人的資源や核燃料の監視を休止するとコメントしたが、同時に核合意で定めた全てのマイルストーンを覆すものではなく、一部国際機関との間で定められた活動については継続する。

 

トランプ大統領、「米国は52箇所のイラン国内拠点を攻撃する準備が整っている。もし米国同胞を盾に取るような行動、もしくは生命の危険に及ぶアクションが止まない状況が確認出来れば適宜これらの拠点を破壊するだろう。」。

しかしこれらの拠点には歴史的建造物も含まれており、違法合法の議論が行われている。一体どちらと言えるのか。国際条約に照らし合わせればこれは違反していると言える。しかしながらこれは大統領がどのようなアプローチするかでも結果は変わってくる。何とも言えない部分もある。

 

イランが引き起こす恐怖についてであるが、米国はこのような状況であってもすでに多額の投資が中東に行われており撤退は考えられないだろう。しかしながらこの駐留によって米国だけでなく周辺諸国や米国の友好国に対する被害に関しても米国政府は憂慮している。マイク・ポンペイ国務長官は現在の米国同胞の安全性は今回の暗殺により高まっているとコメント。

 

②オーストラリア火災では現在までに25人が死亡。西側に上がる火の手から避難する多くの人々、沿岸に取り残された人々の救出、4ヶ月続く期間の長さや火災の規模等どれを取っても予測不能な状況である。

市街地での呼吸も困難な地域があるほど今の状況は酷い。予測困難な現況でもどのように対応するか、各人が全力を尽くしている。政府からは外出禁止が課され、大気汚染はかなり高いレベルのそれが宣言されている。それに慣い、市街の人々は外出を控えている状況。

シドニーでは大気の汚染は認められ、南東部で一部避難する人々がいる状況。橙色のもやがシドニーの空を覆う。

 

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