Days from US

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NPR up first 01/11/2020 ウクライナ機誤射の原因

イラン政府は誤射によるウクライナ機撃墜を認める。

当初イラン政府は機械故障による墜落であるという報告をしていたが、今回の発表はどのような文言が使われたのか。

「今日はとても悲しい日だ。一旦の結論としてはイランから発射されたミサイルが人的誤操作により悲劇が起こった。より一層の深い調査を行うにあたって責任の所在を明らかにしたい。」

外務大臣。首相は「これはあってはならない間違いである」と声明を発表。

当初機械故障によるものと発表したイランに対して多くの西側諸国が多方面からの観測による証拠を公開した事から、それが圧力となり今回の発表に至ったのだろう。

イラン国内の報道で要因は「多くの米軍機を探知した事による誤射」としている。また、「ウクライナ機はイラン領空内の極めて緊張した区域への飛行を試みようとした」のも誤射の要因であると伝えている。

再発防止の元となる根本的要因の明確化と責任の所在を明確にすると強く表明している。

ウクライナ政府は捜査情報の透明性向上をイランに要請。また本件による補償問題も対応すべきとコメント。実際多くのカナダ人人命が失われており、国民感情の悪化は必至。

現在の捜査で最大の焦点となるのは「どのような性質のミサイルによる撃墜なのか」と言う点である。CBSによるインタビューでは全ての破片がイランにより持ち去られているのでここが西側に対してクリアになるのかは極めて不透明。

 

トランプ大統領は今週、当該ドローン攻撃の責任を民主党議員および一部の共和党議員から追及を受けている。

今回の意思決定プロセスに於いて、その詳細について明確になっているかという問いに対して関係者は

「多少、しかしながら詳細と言えるものでは無い」

とのこと。大統領は10日、FOXのインタビューに対して

「米国大使館に対する攻撃を検知した。それらの危機がこの決断により去ったのだ。」

と再び答えている。民主党議員はこれに対しては説明が不十分であると評価。大統領は既に我々が知っている情報を繰り返し述べているに過ぎない。

 

また大統領弾劾については民主党代表幹事ナンシー・ペロシが2つ目の証拠を今週提出すると言われている。ホワイトハウスの対応としては弁護団がこれに備えるのと、大統領は個人的にも弁護団を準備しているとのこと。この私設弁護団はロシア介入疑惑時に大統領を弁護したメンバーである。先週これらのメンバーは全日、ホワイトハウスで作業を行なっていたとされている。

査問会についてはどのような日程で行われるかは不明。様々なリソースの準備が膨大である事や、大統領は現在多忙な時期でもある。中国との貿易に関する交渉やイランに関する外交案件、選挙活動。

 

プエルトリコでの大地震マグニチュード6.4。現時点で被害詳細は全て明らかになっていないが、都市部の学校では休校。家屋への影響は多数の為、復旧作業が適宜行われている状況。80%の電力供給が復旧作業により実現しているものの、未だ多くの世帯で対応を要する。家屋崩壊の危険性から多くの市民は車や外部シェルターで夜を過ごす。そのために野球場を開放する自治体もあるようだ。

 

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