NPR up first 01/20〜ヘンリー王子 皇位の剥奪、称号の継続〜

トランプ大統領弾劾捜査がとうとう明日から始まる。民主党は目撃証言が無い事を消極的要素と考えず、公平な捜査が行われるのかを焦点の一つに挙げる。しかしながらもし目撃証言を得られなければ今回の弾劾捜査はそれを無くして進められる歴史的なものとなる。もちろんこれを積極的に捉える理由がない。

捜査開始に先立ち、ホワイトハウス側の弁護団から提出された声明文書は１７０ページに及ぶ。この文書は

「民主党が提出した２つの証拠文書、またそれに伴う本捜査は米国国民が大統領を選挙で選ぶ自由を侵害する行為そのものであり受け入れられるものでは無い。」

と結論を編んでいる。またこの声明文書では２つの証拠は憲法上弾劾捜査の証拠として要件を満たしていないとコメントしている。

「これは収賄罪でも無く、選挙戦を有利に進めるためにウクライナに対して強要した訳でも無い。何故この状況が弾劾相当なのか。」

民主党は本件を収賄の遠因と反論し、大統領はその権力を使い自身の個人的な利益の為、政治的優位性を築く為に他国に介入したとする。例えそれが弾劾相当で無くても、大統領が他国の要人に対して選挙に関する事を言及し、且つそれが対立候補の処遇についてであればそれは明確に違法と言える。

いずれにせよ今週火曜日にミッチ・マコーネルは今回捜査の存在意義や論点、どのくらいの期間、範囲に於いて捜査が展開されるかについてコメントする予定。委員会のメンバーとなった議員は多くの時間をヒアリングに割くことになる。決して積極的な感情が全てを支配しているとは言えない。

バージニア州リッチモンドで緊急事態宣言。州法の銃規制に対する反対運動として「gun rally」が同エリアで展開。武装した市民が銃規制緩和に向けた訴えを行う。

この活動自体は年次で行われているもので、参加者は数千人と言われている。しかしながら同州知事は多くの悲劇が起こっている現状では規制強化もやむなしという姿勢を崩しそうにない。２０１７年、同キャンペーン中に起こったトラブルを繰り返さない為にも緊急事態を宣言するに至った。これにより銃を保持してのキャンペーン参加は禁止行為となる。

市民は不安を隠せない。このgun rallyは昼の１１時からたった１時間のみ行われる。該当時間帯に何が起こるのかを市民は注視する。しかしながらgun rallyの中心メンバーは決してヘイトをするような性格のものでは無く、イベントの参加には銃に関する思想等は問わないという姿勢やざっくばらんにプレスに対してホールでの議事や参加メンバーの情報をシェアする点、地元市民とホールの外で喫煙しながら意見交換しているのを見ると州知事の認識とは大きな隔たりがあるように見える。

ヘンリー王子の皇族脱退問題。渦中のヘンリー王子が沈黙を破る。

「今回の決断に至っては多くの時間をかけて十分な議論をした。最終的には他の選択肢を見出せなかった。」

ヘンリー王子はメーガン妃が女王に仕える事を望んだし、また収入に関してもそれを維持する事を望んだ。しかしその両方が実現しなかった。

階級を剥奪しながら、しかし称号の継続使用について許可する英国王室の意図は何なのか。現在進行するプロジェクトや、今後の英国王室に係る広告活動を見据えた処置であると言われている。しかしながらこれらの処置が政治利用に繋がることが最大の懸念。